セラミックデバイスの耐衝撃強度試験方法

掲載日：

2023-07-15 08:59

出典：

一、用語

しょうげきエネルギー
セラミックデバイスに亀裂や破損を発生させるために必要なエネルギー。
耐衝撃強度
セラミックス素子は、クラックまたは破損を発生させるために必要な衝撃エネルギー（エッジ衝撃強度）または衝撃エネルギーと厚さの二乗比（中心衝撃強度）を有する。

二、計器設備と器具

トロコイド衝撃抵抗試験器
スケーリング値は0.02 J以下、揺動錘は鋼質材質、硬度はHRC 55より大きく、中心衝撃は円弧型揺動錘頭を採用し、直径は12 mm、エッジ衝撃は平面型揺動錘頭を採用した。
サンプル固定装置
サンプルと振り子がサンプルの配置要求に適合することを保証する調整可能な固定装置。中心衝撃試験のサンプル底部は直径55 mmの円筒先端に固定され、円筒先端には120°分布の3個の小鋼球が付いている、エッジ衝撃試験サンプルの底部はテーブル上に平らに置かれ、衝撃点に対応するエッジはサンプル固定装置の鋼質平板に寄りかかり、両側は角度37°の鋼塊で固定された。
ゲージ本
精度は0.02 mm。
しりょう
清潔、整頓、ひび割れ及びその他の欠陥がないこと。

三、ステップ

1.中心衝撃試験
サンプル配置
試料を固定し、揺動錘を最低点に静置し、試料固定台を調整し、揺動錘の衝撃点が試料の中心位置にあり、揺動錘の水平軸線が試料の中心位置面に垂直であるようにする。
ていじょうしけん
振り子ハンマーを所定のエネルギー位置に置き、振り子ハンマー衝撃試料を解放し、振り子ハンマーを手や他の物品で遮蔽して二次衝撃を回避し、試料を取り出し、試料に亀裂や破損が発生していないかどうかを観察する。
インクリメンタルテスト
振り子ハンマーは最も低いエネルギー位置に置き、振り子ハンマー衝撃試料を解放し、振り子ハンマーを手や他の物品で遮蔽して二次衝撃を回避し、試料に亀裂や破損が発生するかどうかを観察し、徐々に衝撃エネルギーを高めて試料に亀裂や破損が発生するまで行った。
結果レコード
亀裂や破損が発生した場合の衝撃エネルギーを記録し、試料中心点の厚さを測定した。
2.エッジ衝撃試験
サンプル配置
試料は固定台に平らに置いて固定し、揺動錘は最低点に静置し、揺動錘の衝撃点が試料縁の最も薄く、最も突出した位置になるように試料固定台を調節する。
ていじょうしけん
振り子ハンマーを所定のエネルギー位置に置き、振り子ハンマー衝撃試料を解放し、振り子ハンマーを手や他の物品で遮蔽して二次衝撃を回避し、試料を取り出し、試料に亀裂や破損が発生していないかどうかを観察する。
インクリメンタルテスト
振り子ハンマーは最も低いエネルギー位置に置き、振り子ハンマー衝撃試料を解放し、振り子ハンマーを手や他の物品で遮蔽して二次衝撃を回避し、試料に亀裂や破損が発生するかどうかを観察し、徐々に衝撃エネルギーを高めて試料に亀裂や破損が発生するまで行った。
結果レコード
亀裂や破損が発生した場合の衝撃エネルギーを記録する。

四、計算式

中心衝撃試験の耐衝撃強度計算：
S = I / t2
式中：
S：耐衝撃強度、単位は焦点毎平方センチメートル（J/cm 2）、
I：衝撃エネルギー、単位はコークス（J）、
t：セラミックデバイスの衝撃点における厚さ、単位はセンチメートル（cm）である。

五、結果の表現

中心衝撃試験の結果は中心衝撃強度で表現され、試験結果は小数点に修正された。エッジ衝撃試験結果はエッジ衝撃強度で表現され、試験結果は2桁の小数に修正された。
陶磁器型は多種多様であるため、需給双方は自ら耐衝撃強度試験方法を約束することができる。

耐衝撃強度